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2016年11月24日

労働基準法|男女同一賃金の原則 均等待遇

労働基準法第4条には次のように規定されています。
第四条
 使用者は、労働者が女性であることを理由として、賃金について、男性と差別的取扱いをしてはならない。

そして、この条文に付随してよく出題される問題は、次のようなものです。
問)労働基準法第4条は、女性であることを理由として、賃金について男性と差別的取扱いをしてはならないとしているが、賃金以外の労働条件については、これを禁止していない。

答えは、もちろん 『○』 です。

そして、労働基準法第3条には、賃金以外の労働条件についての規定があります。
第三条
 使用者は、労働者の国籍、信条又は社会的身分を理由として、賃金、労働時間その他の労働条件について、差別的取扱をしてはならない。

この条文に付随してよく出題されるのは、「差別の理由として禁止しているものは何か」という問題です。

答えは「国籍」「信条」「社会的身分」の3つです。

私は、この3つを 「深刻な社会さ(信国な社会差)」 と覚えました。

法3条と4条の混同を誘った問題なのですが、さすがにある程度の勉強をしている場合、こういった問題には引っかかりません。

しかし、次のように問われた場合は、「あれっ、どっちだっけ?」と意外と悩んでしまいます。
問)労働基準法第3条の禁止する「差別的取扱い」は、労働条件を有利に取り扱うことは含まれない。

私も、はじめの頃は「有利なのだから良いのではないの?」と考え、何度も迷ったものです。

答えは、もちろん 『×』 で、実際には有利に取り扱うことも禁止しているのです。


この問題では、何故迷ってしまうのでしょう?


おそらく、その問題の当事者になりきってしまうからだと、私は考えます。


会社勤めの経験がある人にとっては、労働基準法という法律は、とても身近な法律です。

問題となる場面は、いかにも自分の周りに有りそうなことが多いです。

ですから、「有利に取り扱うことは・・・」という問題を見ると、つい、「自分が」有利に取り扱われるかのような気分になるのです。

そして、(例えば給料がアップするなど)「有利なのだから良いのではない?」と思ってしまうのではないでしょうか?

ところが、ここで考えなければならないのは、自分が有利に取り扱われたことによって、不利益を受ける「他の労働者」たちのことです。

他の労働者にとっては、(私が有利に取り扱われることは)「あってはならない差別」なのです。


労働基準法の問題にあっては、あまり実例と照らし合わて考えないほうが良いのかもしれません。

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posted by shikaku_otaku at 22:50 | 労働基準法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする